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規格外のシロタのお徳用干し芋だけど、自信をもっておススメいたします!

雪が降ったと思ったのもつかの間、なんだか暖かいですね。やはり暖冬なんですね。

干し芋製造終了

春の訪れをうっすらと感じながら、今シーズンの前田牧場の干し芋の製造は終了しました。
昨シーズンはGWまで続きましたが、今シーズンはサツマイモ自体の状態が干し芋に向かないシロタが多かったこともあり、早々に切り上げと相成りました。

シロタとは?

シロタとは、干し芋になったときに一部が白色不透明の硬い部分が生じることです。毎シーズン一定数は発生するのですが、今シーズンはやけに多く出ました。
シロタが発生する原因は、サツマイモが肥大する時期の畑の水分不足です。サツマイモが肥大する9月〜10月の時期に畑の土が乾燥すると、サツマイモの水分含有量が低くなりシロタが発生してしまいます。
昨年夏の猛暑と雨不足が原因ではないかと思われます。

白くなっているところがシロタです

シロタと判別がつくタイミング

蒸したサツマイモをカットしてみないと、シロタであるかどうかの判別は付きません。蒸して、シロタとわかるものは乾燥する前に選別してしまいます。今シーズンは明らかにシロタが多く、干し芋になる前に役目を終えてしまうお芋さんたちも沢山ありました。しかしながら、一か八かいけるかと期待を持ち乾燥までこぎつけたサツマイモさんも乾燥終えてみればやはりシロタ。

蒸して乾燥する前のサツマイモ

シロタになった干し芋は食べられるのか?

シロタの干し芋は食味・食感は劣っていますが、食べても問題ありません。
通常の前田牧場の干し芋ねっとりと甘い「みつぼしいも」と比較しますと、一部が白くっぽく、パサつきがあり、硬い部分があり、甘みや旨みはやはり劣っています。

前田牧場の干し芋「お徳用」


シロタを含め、毎シーズン「みつぼしいも」になれなかった干し芋はお徳用としてたっぷり400gを袋に入れて販売しています。
今シーズンは昨シーズンの約10倍の割合でお徳用ができました。柔らかい部分もほとんどなく、パサパサを通り越して硬くなり、お徳用にもなることができなかった干し芋を含めると、今シーズンは少し寂しい結果となってしましました。しかし、シロタでも甘みが強い紅はるか!多少のパサつきも気にならない。美味しいと感じる甘みは十分にありますし、硬いのはほんの一部分です。シロタ以外のところは「みつぼしいも」に匹敵するくらいの美味しさです。

手間暇かけて作っています

何度もお伝えしますが、シロタになっているかどうかは蒸して、カットし中を確認してみるまではわかりません。その状態になるまでには、サツマイモの栽培が5月に始まり、収穫が10月、選別、甘くなるまで貯蔵し、11月下旬くらいから順次製造が始まり、蒸してカットをして確認し、初めてシロタなのかわかります。ここまで時間と労力がかかっても、「みつぼしいも」になれない干し芋が出てしまいます。
前田牧場の干し芋作りは、お野菜収穫など畑の作業が少なくなる冬の寒い時期にできるお仕事はないかと始まりました。今シーズンもスタッフ一同心を込めて作ってきました。美味しいのにシロタだからと残ってしまうのはとても悲しいです。「みつぼしいも」になれなかったけど、美味しい規格外干し芋がたっぷりと入ったお徳用は本当にお得です!!

規格外のお徳用でも自信をもっておススメいたします!!

前田牧場の規格外干し芋『お徳用』が買える直売所

道の駅 那須与一の郷
トコトコおおたわら
あさか直売所 大田原市浅香2-3389-53 tel:0287-22-4621 営業時間9:00~17:30
きらり佐久山農産物直売所住所 大田原市佐久山2554-1 tel:0287-28-1290 営業時間08:00~18:00
那須の駅農産物直売所 栃木県那須塩原市鍋掛1475-357 tel:0287-62-0034 営業時間 8:30~16:00
道の駅 きつれがわ
※在庫状況は各店へお問い合わせください。
※冬季は営業時間が異なる場合がございます。各店へご確認ください。

または、

前田牧場直営赤身牛専門店の駐車場内にございます、自動販売機でご購入いただけます!
〒324-0021 栃木県大田原市若草1-761-4 tel:0287-48-6988 24時間営業
※のぼり旗が目印です!!
※売り切れ御免です!!
直接、お電話いただければでご予約可能です。
(直営店営業中の受け渡し)→直営店営業日カレンダー

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