地球にやさしいお肉

「地球にやさしいお肉」とは？

牛の排泄物に含まれている一酸化二窒素（N2O）が地球温暖化の原因の一つと言われています。それを抑える飼料を食べている前田牧場の牛さんのお肉です。

飼料によって削減しようとする研究が農林水産省の委託研究プロジェクトとして立ち上がり（2017年）、農研機構や栃木県畜産酪農研究センターが2021年まで研究してきました。

2020年に農研機構から前田牧場へ研究協力の打診があり、「何かできることはないか。」と感じていたときだったので、声をかけられてすぐに協力を決めたそうです。

この特殊飼料を与え、肥育や肉質に問題がないか実証試験を行い、問題がないことを確認し、ブランド化に向けて進めてきました。

このお肉を「地球にやさしいお肉」とネーミング

2022年4月29日から前田牧場直営のミートショップで販売されました。

「予想以上の反響があって興味を持ってくれる方がたくさんいるとわかりました。こういうお肉が世の中に求められているだろうし、牛と人が共存するためにこういう方法があるということを知ってもらいたいです。」と順子さん