前田牧場のこだわり堆肥④

前田牧場こだわり堆肥、ペレット化に向けて試行錯誤の連続のお話です。

堆肥の「水分量」

牛糞は造粒するのに適正な水分量に下げるのが難しいです。そもそも完熟堆肥でもだいぶ上回っています。冬は乾きにくいし（乾くまで待つしかない！）、夏は乾きすぎることもあります。そのときは、水分の多い元の堆肥と混ぜ、調整します。

堆肥調製、機械調整の「人員」

堆肥に合わせて機械の調整をしないとロスが出るので説明書通りにはいかず、研究する人間が必要なのですが、牛さんのお世話の傍らペレット製造をしている状況です。広域流通するには堆肥専門スタッフが重要だと気付きました。

堆肥の「品質」

委託して販売となると品質を一定にしなければなりません。ある日、袋詰めし保管していたペレットが再発酵しパンパンに膨らんでしまいました。冷却が不十分で、保管場所が暖かいことが原因でした。牛のお腹の中の微生物は畑の中で元気になってもらわないと困ります。

牛糞ペレットは前例が少ないため自分たちで何とかするしかない！！
と、数々の試行錯誤を乗り越え完成した、ペレット堆肥が

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